第34号 2004年9月24日 「七五三について」

 9月も後半になると、さすがに残暑も少しずつ治まり秋らしくなってきます。この頃になると、【七五三】の着物を見に来店されるお客様も多くなり、一家揃ってお祖母さん、お孫さんづれでにぎやかに商品を見ていかれます。買い物でも『おもちゃ』売場『子供服』売場でしか見かけられない光景だと、うれしく見ています。
先日来店されたお子様(3歳の子)などは、自分ではっきりと、「この色は似合わない」と言われ、まったくその表情が大人顔負けで真剣そのもの、小物のコーディネートも自分でされていました。中々頼もしく、立派に元気で育ってほしいと思いました。
【七五三】の祭りのルーツは、やはり我が子のすこやかな生育を願う心から生まれたものだと思うわけで、生まれた土地の神様・氏神様にお参りしてお祓いを受け、無事な成長を祈願します。
『これからも元気に育ってほしい』という親の願いは、現代の我々の親の育て方を考えるにも、子どもに教えなくてはいけない行事だと思うのです。
子どもは宝ですから・・・

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