第15号 2004年2月3日 「昔、【ジャパン アズ No1】っていう本がありましたヨネ!」その1

着物を着る様になって、初めに気になることは、やはり他人の目だろう。私も初めは人の集まる所に、着物姿で出かける事はにが手だった。別に気にすることはないのに変だよネ。でも、どこにいても着物姿はやはり目立つ様なんだナ。考えれば、前からでも後ろからでもなるほど目立つんだナ。
洋服には、後ろにポイントのついた着用着は少ないが、世界中の民族衣装と比べても、着物は後ろに帯があるので、ポイントが後ろにもあり、そのポイントもすべてが同じではなく、縛り方も振袖等は、華やかな花の様、生花をつけたり、自分では見られない部分のポイント作りは、やはり日本人らしい感性の表現かな?
背もたれのある椅子がある文化の国では、こんな背中の美は作られなかったと思う。喪服や留袖でも、背中心に紋を入れるが、これも「背守り」といって『代々の祖先が貴方を守っていますヨ』と言う意味合いがあるという。紋を入れるということは敵、味方を分けるためであり、その場合、背中に眼があり?背後から攻められない様、自分を守っていただく願いなのです。
なんだか、着物の歴史を調べると着物は奥が深いですネ

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